報告 【JENESYS2020】訪日団 各グループ合同によるプログラム実施

 当基金では2月以降、「日本文化院レポーター*」「大学生」「高校生」の3つの訪日団グループのプログラムを実施しています。 *在大韓民国日本国大使館公報文化院の活動に協力する韓国青年のグループ

 去る4月10日は、この3つのグループの合同プログラムが開催され、約220名の団員がオンライン上に集まりました。

 前半は外務省の武田日韓交流室長の講義から始まり、政治外交・経済関係・人的交流の3つのトピックについてお話いただきました。質疑応答の時間では「コロナ禍の日韓交流」や「日本文化の強みについて」などのたくさんの質問があり、武田室長は予定時間ギリギリまで1つ1つ丁寧にお答えくださいました。

 後半は来月に予定されている福島県のオンライン視察の事前学習として、訪日団と訪韓団の参加経験者による発表を聞きました。
 はじめに大学生訪韓団OBで福島県出身の学生が、「食・観光・継承」の3つの視点から福島を紹介しました。「食」では福島のグルメやフルーツ、「観光」では温泉や城、「継承」では伝統工芸や震災の記憶を未来に伝える施設などについて、写真やクイズを交えながら伝え、質疑応答では「戊辰戦争」や「方言」などの質問に対し、地元出身者として自身の経験や知識をもとに誠心誠意回答していました。訪日団の学生にとっても同世代の彼らが伝えることで親近感がわき、福島への関心もより一層深まったようでした。

 福島県の紹介の後は、2019年に東北の被災地を訪れた訪日団OBOGの学生による発表を聞きました。
 実際に宮城県や岩手県の被災地で撮った写真や語り部の方から聞いたエピソードなどをもとに「記憶と記録」というテーマでまとめ、被災地を訪問して考えたことや訪日団で得た経験を帰国後多くの人に伝えるためにどのような活動を行ったのかなど、帰国後の取り組みについて紹介しました。発表者の「被災地を見るだけで終わらせず、みんなで共有し、より多くの命を救えるように」という言葉がとても印象的でした。

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