報告 【JENESYS2020】訪日団 福島県オンライン視察

 4月10日に引き続き、「日本文化院レポーター*」「大学生」「高校生」の3つの訪日団グループの合同プログラムとして、5月8日に福島県のオンライン視察を実施しました。 *在大韓民国日本国大使館公報文化院の活動に協力する韓国青年のグループ

 4月10日のプログラムの報告はこちらをご覧ください。

 最初に福島県観光物産館を訪問しました。櫻田館長が直々に館内を巡りつつ、福島の誇る豊富な農水産物を紹介してくださいました。
 次は福島市内を拠点に、福島と韓国との交流に取り組むNPO法人ふくかんねっとの鄭鉉淑(チョン・ヒョンスク)理事長の講義がありました。日本に来られたきっかけや福島での生活のこと、農業を通じた地域の皆さんとのつながり、韓国との青少年交流の活動やその思いを、とても熱く、丁寧に語ってくださいました。

 東日本大震災発生から今年で10年が経ちました。当基金ではこれまでも様々な形で、東日本大震災とその後の復興に取り組む各地の実情を韓国の皆さんに知っていただくためのプログラムに取り組んできました。今回はオンラインでの「訪問」と被災地に縁ある方々からのメッセージを通じ、現在の福島をより深く理解していただくことを目指しました。今回参加してくださった皆さんが将来、実際に福島県を訪問し、その魅力に直接触れる機会が訪れることを願っています。

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