報告 【JENESYS2021】 第14回アジア国際子ども映画祭(オンラインプログラム)(初日・2日目)


 3月8日(火)から始まった「第14回アジア国際子ども映画祭」。アジア15の国と地域の青少年が制作した3分間の映像が出展され、すぐれた作品を選ぶコンテストや、参加者間の各種交流プログラムが実施されます。本来は兵庫県南あわじ市が開催地ですが新型コロナウイルス感染症の影響で、今回は19日(土)までのべ4日間、オンラインでの開催となります。

 初日の8日(火)は開会式のあと、過去の受賞作品鑑賞と参加者間のディスカッションが実施されました。韓国の参加者たちはインドネシアとタイの参加者と意見交換。短い時間でしたが、映画の感想のみならず、どのような学校生活を送っているのか等の質問も飛び交い、とても良い交流となりました。

 翌9日(水)は南あわじ市の魅力に関する講義を聴講しました。南あわじ市の講義では「食の魅力」「伝統産業」「観光スポット」等について学び、多くの質問が出ました。中でも「イングランドの丘」で飼育されているコアラのみどりちゃんが特に関心を引いたようで、参加者がその場でみどりちゃんの似顔絵を描いて見せてくれる場面もありました。

 後半のプログラムは日本文化体験として淡路島の伝統文化である「淡路人形浄瑠璃」の紹介や、映画制作に関する講義、日本の高校生との交流が予定されています。

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