【青少年交流事業】日韓学術文化交流事業訪日団(1・2団) リポート
韓国の小・中・高の教員ほか教育関係者計61名で構成された、日韓学術文化交流事業訪日団(1団・2団)は6月11日(火)から9日間の日程で来日しました。
今回のテーマは「日本の教育現場視察」。都内での共通日程のほか、1団は神奈川県と北海道を、2団は山梨県、長野県、愛知県をそれぞれ訪問しました。
<都内滞在>
最初に日本の教育事情について文部科学省の方からお話を伺いました。このほか株式会社Benesse Corporationを訪問し、日本の通信教育についてのお話を伺いました。
<1団>
川崎市立平間小学校の訪問では、特に同校の教員との交流を通じ、日韓両国の教育事情等について意見交換を行い、理解を深めました。
続いて向かった北海道では、七飯町立大沼岳陽学校訪問、厚沢部町認定こども園「はぜる」視察、北海道教育大学函館校の学生との意見交換会、北海道地方ESD活動支援センター訪問等を通じ、北海道における地域に根差した教育活動に対する知見を深めました。
*ESD:持続可能な開発のための教育
<2団>
東京都立三鷹中等教育学校の訪問では、同校の教員との意見交換のほか、生徒代表との昼食交流を通じ親睦を深めました。次に訪れた山梨県の浅川伯教・巧兄弟資料館では、日韓の懸け橋となった浅川兄弟の生涯と業績について学びました。
長野県では、飯田市立遠山中学校訪問、飯田市役所表敬と教育を通じた地域文化伝承事例の視察を行いました。愛知教育大学の訪問では教員志望の学生と懇談。またESDコンソーシアム愛知による講義では愛知県のESD推進の現状についてお話を伺いました。
<ホームステイ>
1団は七飯町内で、第2団は飯田市内でそれぞれ、ホームステイを体験しました。各家庭がそれぞれのスタイルで団員たちを大歓迎してくださり、貴重な2泊3日を過ごしました。
日韓学術文化交流事業訪日団(1・2団) 日程表(2024.6.10 掲載)
報告書(日程、写真、参加者や関係者等の感想、参加者によるSNSでの情報発信の実績などを掲載しています) 日本語版(일본어판) 한국어판(韓国語版) (2024.8.13 掲載)