韓国高校生訪日団 リポート(その2 第3団)

青少年交流事業


 高校生訪日第3団50名は、「先端技術を専攻する高校生交流(ロボット工学学習者編)」をテーマに、9月22日から7日間、東京都、鹿児島県、福岡県を訪問しました。
 最も長く滞在した鹿児島では、まず鹿児島情報高等学校を訪問しました。高校生交流は相互訪問方式で交流を行っており、一行が訪問した鹿児島情報高校の生徒たち50名は11月に韓国を訪問し、今回の訪日団員たちと再会することになっています。


 この日は、両国の生徒が学んでいる先端技術について学びを共にしつつ、交流しました。最初は緊張して恥ずかしがっていた学生たちも次第に打ち解けていき、交流の最後では翌月の韓国での再会を誓い合いました。今回の訪日団員は日本語が話せない人が多かったせいか、韓国語で話す日本の生徒に刺激を受けて「彼らが韓国に来るときは、日本語でおもてなしをするんだ!」と日本語学習に意欲を見せていました。

 翌日は沈壽官窯を訪問し、現在の当主である15代沈壽官様より薩摩焼の歴史に関するお話を伺いました。団員たちは「匠の技」を直接眼にしながらご説明いただいたことを喜ぶと共に、これから先も大切に継承していこうとする姿勢に深く感銘を受けたようです。
 
 鹿児島滞在中はこのほか県庁を表敬し、鹿児島県の概要と韓国とのつながり、また活火山である桜島についてお話を伺ったほか、市内のご家庭で1泊2日の短いホームステイを行いました。ホームステイではどのお宅でも温かく迎えていただき、お別れの時はホストファミリーから「言葉の壁はあったけれど、気持ちで通じ合えました」との感想をいただきました。



韓国高校生訪日団(第3団)  日程表

報告書(日程、写真、参加者や関係者等の感想、参加者によるSNSでの情報発信の実績などを掲載しています)

日本語版(일본어판) / 한국어판(韓国語版)

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報道実績
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(第3団)ロボットやシステム開発を学ぶ韓国の高校生が鹿児島市の高校で体験授業(MBC南日本放送ウェブサイト 2024.9.24)
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