【JENESYS2024】韓国大学生訪日団 リポート
韓国の大学生等30名が「日韓国交正常化60周年へ向けて~未来を夢見る相互交流~」をテーマに11/6~11/14の8泊9日の日程で、東京都、沖縄県を訪問しました。今回のプログラムは日韓相互派遣事業として実施されるもので、去る9月には日本から大学生が韓国を訪問し、今回訪日した韓国人学生たちと交流しています。
前半の日程では、外務省を表敬し、日韓交流室長による最近の日韓関係についての講義、駐日韓国文化院訪問のほか、法政大学の訪問では日韓共通の課題である少子化問題の解決策を考えるディスカッションを行いました。このほか、今年9月の大学生訪韓団の団員たちとのプロジェクト成果発表など、同世代の日本の若者たちと交流しました。
日程後半では、沖縄県に移動し、読谷村で2泊3日のホームステイを経験。郷土料理や工芸品制作などで沖縄文化を体験し、ステイ先の各家庭では夜遅くまでホスト家族と様々な話をしたそうです。また、沖縄国際大学ではエイサーサークルによるエイサー公演を鑑賞し、実際に締め太鼓と女踊りの体験をして汗を流しました。
このほかもひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館、沖縄平和祈念公園・沖縄県平和祈念資料館を訪問して、戦争の残酷さを目の当たりにし、平和の尊さを改めて考える時間をもちました。
沖縄滞在最終日には沖縄県庁と外務省沖縄事務所を表敬し、副知事や沖縄担当大使から沖縄と韓国との関わりや、各機関の役割等についてお話をうかがいました。最後の夜には成果報告会を行い、8泊9日の日程を終えました。
成果報告会では、「ホームステイや大学訪問など、日本人との直接の交流を通して、日本をより深く総体的に理解することができ、有意義だった」「法政大学の学生や9月の大学生訪韓団の学生など、様々な日本人と交流し、また、ホームステイを通じて実際の日本での生活を体験することができ、とても幸せだった」といった感想が述べられ、一行は多様なプログラムを通して、日本への認識を新たにしたようです。
【JENESYS2024】韓国大学生訪日団 日程表