青少年交流

2009（平成21）年度は、2007（平成19）年度より開始した、JENESYS（東アジア青少年大交流計画）プログラムの一環として、大学生・教員等交流、中高生交流、青少年交流委託事業（日韓ボーイスカウト・ガールスカウト交流事業、交換留学生支援事業など）のほか、高校生を対象にした日韓姉妹都市交流ユースカップ、日韓青少年共同ボランティア活動事業などを実施しました。

１．青少年交流事業

（１）大学生･教員等交流

（ⅰ）派遣　合計5団体109名（団長･引率を含む）

（ⅱ）招聘　合計12団体276名（団長･引率を含む）

（２）中高生交流

（ⅰ）派遣　合計4団体213名（団長･引率を含む）

（ⅱ）招聘　合計8団体410名（団長･引率を含む）

（３）その他

（ⅰ）日韓姉妹都市交流ユースカップ
韓国との直行便を有するかもしくは姉妹都市交流提携を結ぶ日本の5つの自治体を対象とした交流事業。まず、日韓の高校生各々15名程度が交互に相手国の自治体を訪問し、サッカーを通じた交流を実施。その後、東京で開催した自治体ごとの日韓混成チームによる総当り方式のサッカー大会と、交流体験についてのプレゼンテーションの結果を合わせて評価し、総合優勝チームを決定した。

（ⅱ）若手マスコミ関係者招聘事業
実施期間　平成21年9月19日～9月25日（韓国若手マスコミ関係者8名の招聘）
平成21年11月30日～12月6日（韓国若手マスコミ関係者11名の招聘）

（ⅲ）官民若手交流事業（若手国会議員招聘事業）
実施期間　平成22年3月17日～21日（韓国国会議員（韓日議連関係者）3名招聘）
平成22年3月24日～28日（韓国国会議員（ハンナラ党関係者）4名招聘）

（ⅳ）日韓青少年共同ボランティア活動事業（招聘・派遣プログラム）
日韓両国の大学生を対象とした交流事業。環境をテーマとしたセミナーや、両国共同での海岸清掃活動などを行った他、日・韓双方の参加者はそれぞれ東京、ソウルにおいて岡田外務大臣、柳明桓外交通商部長官を表敬訪問した。韓国側カウンターパートは韓国青少年団体協議会。
招聘　平成22年3月9日～15日（25名（団長、通訳、団員23名））
派遣　平成22年3月23日～29日（26名（団長、通訳、団員23名））

２．青少年交流委託事業

（１）日韓ボーイスカウト・ガールスカウト交流事業

（財団法人ボーイスカウト日本連盟、社団法人ガールスカウト日本連盟への委託事業）
韓国ボーイスカウト153名（スカウト132名、指導者21名）を1月9日～18日の9泊10日の日程で招聘。また韓国ガールスカウト91名（スカウト79名、指導者12名）を、5つのコース（7月28日～8月4日：2コース、7月29日～8月5日：3コース）に分けて招聘。

（２）交換留学生支援

（独立行政法人日本学生支援機構への委託事業）
日韓の大学間協定による韓国人留学生299名に対し奨学金を供与（1年間1名月額8万円、留学準備金15万円）。

（３）理工系大学院生研究支援事業

（財団法人日韓産業技術協力財団への委託事業）

（ⅰ）派遣事業
実施期間　平成21年8月3日～9月18日             5名

（ⅱ）招聘事業
実施期間　平成22年1月5日～2月20日             35名

（４）在サハリン「韓国人」留学生受入事業

（国立大学法人九州大学への委託事業）
実施期間　平成21年4月～平成22年3月            2名

（５）日韓高校生交流キャンプ・日韓学生未来会議

（社団法人日韓経済協会への委託事業）
合宿形式で日韓の高校生が交流する「高校生交流キャンプ」を2回（大阪と京畿道龍仁で各1回）、同キャンプＯＢの大学生・高校生が参加する「学生未来会議」を1回開催（於釜山）。

（ⅰ）「日韓高校生交流キャンプ」
実施期間　平成21年7月28日～8月1日（京畿道龍仁：日本側44名、韓国側44名参加）
平成22年2月2日～6日（大阪：日本側39名、韓国側49名参加）

（ⅱ）「日韓学生未来会議」
実施期間　平成21年8月3日～7日（釜山：日本側20名、韓国側19名参加）

（６）日中韓青少年交流

（社団法人青年海外協力協会への委託事業）
日中韓の合計約300名による交流事業。21年度は韓国開催のため、参加者の募集や韓国への派遣に必要な諸手配を委託。
実施期間　平成21年7月21日～17日
韓国への派遣人数　99名（青年92名、引率・通訳7名）