日韓歴史家会議
日韓歴史家会議は、「日韓歴史研究促進に関する共同委員会」(1997~99年)の提言を受け、日韓両国の歴史研究者が相互理解を深め、交流と協力の輪を拡げる「交流の場」とすることを目的に、2001年にスタートしました。
会議では、地域や時代を限定せず、あらゆる分野の歴史研究者が一堂に会し、歴史学という大きな枠組みの中で幅広い意見の交換を行います。国際歴史学委員会の日韓両国国内委員会を中心にした組織委員会を設けて運営しています。
第24回日韓歴史家会議(2024.11.16-11.17、東京 対面・オンライン ハイブリッド開催)
「描かれた歴史-表象の歴史学をめぐって」
11/16(土) | 第1セッション「絵画や文学などに描かれた歴史」 司会:飯島渉(長崎大) 報告:日本側/「ルーヴル美術館開館時における『王政のしるし』の展示」 田中佳(徳島大) 韓国側/「アドルフ・メンツェルの歴史画に表れるプロイセンのイメージ :視覚史(visual history)研究の方法論的難題に関する探究」 全鎮晟(チョン・ジンソン 釜山教育大) 討論:韓国側/金皔僪(キム・ハンギョル 全南大) 日本側/三井麻央(京都芸術大) 第2セッション「大衆娯楽の示す社会のあり方」 第3セッション「『正史』に見る歴史像」 日韓歴史家会議開催記念講演会「歴史家の誕生」 |
11/17(日) |
第4セッション「総合討論」 司会:小田中直樹(東北大)、伊藤俊介(福島大) |