【JENESYS2.0】「日韓交流おまつり2013 in SEOUL」参加団体への支援及びミス日本派遣(2013.9.15)

JENESYS2.0の一環として、「日韓交流おまつり2013 in SEOUL」への出演が決まっている団体を対象に、当基金から出演に係る費用の支援を行いました。各団体はステージ出演やワークショップを通して来場者に日本のおまつりや魅力について発信を行いました。
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※「日韓交流おまつり2013 in SEOUL」の概要についてはこちらをご覧ください。

<日程>
9月15日(日)
「日韓交流おまつり2013 in SEOUL」参加 (於:COEX B展示場)

 

今回支援を行った、沖縄市の山里青年会、三重県の皇學館大学雅楽部、山梨県の甲斐◇風林火山は、それぞれで魅力的な舞台を作り上げ、来場者で満席となった会場を沸かせていました。
まず、山里青年会のステージでは、総勢約30名の青年が力強く、エネルギーあふれる男エイサーを披露しました。独特の踊りと太鼓と三線、沖縄の方言で語られるはやし言葉で観客はステージに釘付けになっていました。

皇學館大学雅楽部がステージに上がると、雅楽の荘厳な音色により、それまでの会場の雰囲気ががらりと変わりました。雅楽の演奏のもと披露された神楽舞いは、優雅な動きで観客を魅了していました。

その後ステージに上がったのは甲斐風林火山です。静から動へと、よさこい鳴子踊りの躍動感のある舞台に一変しました。披露された2曲のうち1曲は富士山の雄大さを歌ったもので、それに合わせて踊りもダイナミックに、ステージいっぱいを使ったものとなりました。

各団体共に、日本にいてもなかなか見られない貴重なステージを披露していました。

ミス日本グランプリ鈴木恵梨佳さんのステージ出演では、この日のために一生懸命勉強した韓国語で自己紹介を行い、観客から温かい拍手が送られていました。JENESYS2.0ブースで行っていた来場者との記念撮影では、大勢の方との撮影にも常に笑顔で、来場者からの質問にも答えていました。
鈴木さんからは「韓国の方々はとても礼儀正しく、優しく接してくれて嬉しかった。楽しく、幸せな時間を過ごした」といった感想が述べられていました。

ステージ出演を終え、各団体の参加者たちからは以下のような感想が述べられました。
・外国の方々には日本の雅楽はあまり通じない、和音がうるさく感じられる等の通説があり、心配していたが、演奏後の拍手を聞いて安心した。日本の雅楽が受け入れられて嬉しかった。
・海外での講演は初めてで心配していたが、とても喜んでもらえ、踊り終わった後など、「よかったよ」などの言葉をかけてもらえ、嬉しかった。
・観客がたくさんいて少し緊張したが、踊り終わった時の拍手が日本よりも大きいのではないかと思うくらい、たくさんの拍手をもらえた。とても楽しかった。
・日頃より文化、芸術は国境を越えて万国に相通じるものだと思っていたが、この度の参加がその思いを再認識する時間となった。
・国と国、人と人、踊りを見て感動して頂き、心が動き、皆が出会ったことに感動ができたひと時だった。
・歴史問題などで日韓の関係が不安定な状況の中、文化交流でお互いの交流関係を良くしていこうとすることはとても良く、このイベントは日韓交流に必要だと思った。