第20回(2019年度)受賞者
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鄭夏根(チョン・ハグン)氏(古隠堂 代表)
仁寺洞で古美術店を経営するかたわら、大韓帝国最後の皇太子、英親王李垠公の夫人、故李方子妃の顕彰事業を推進。韓国で障害者福祉に生涯を捧げ、韓国国民から熱い支持を受けた李方子妃が、福祉事業の資金作りのため制作した書画や陶磁器、七宝などの作品や関連資料を収集し、作品展を二度にわたって開催(約200点の資料を展示、2016、2018年)する等、李方子妃顕彰事業を通じて日韓の友好協力と歴史和解の進展のため尽力しています。
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鄭鉉淑(チョン・ヒョンスク)氏(NPO法人ふくかんねっと 理事長)
2006年に設立された福島市のNPO法人「ふくかんねっと」の代表として、韓国語・韓国料理教室、韓国文化に関する講演、イベント等、各種の交流活動を企画、実践し、日韓間の市民交流の発展に大きく寄与してきました。東日本大震災の後には避難所や仮設住宅等で韓国料理の炊き出しを行って被災者を激励し、また、韓国のアーティストを招いて「復興支援ライブ」を開催する等、文化交流を通じた震災復興にも尽力しています。2015年からは故郷である全州市や、その他の韓国の地方都市と福島との間の青少年交流事業を4年間にわたり開催する等、日韓の地方都市間の交流、相互理解の拡大・深化にも大きく貢献しています。
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