【JENESYS2024】韓国大学生訪日団(第1~2団) リポート

青少年交流事業

 韓国の大学生等90名が「日本の平和への取組みと日韓交流」をテーマに、6/25〜7/3の8泊9日の日程で、東京都、埼玉県、千葉県、広島県、奈良県、大阪府を訪問しました。
 前半の日程では、最近の日韓関係についての講義聴講や高麗神社視察、学校訪問では第1団は神田外語大学、第2団は獨協大学を訪問し、学生たちとの同世代交流を実施しました。


 

 日程後半では、一行は広島県に移動し、広島県庁に勤務している韓国の方からの「国際交流員から見た広島の魅力」についての講義と、被爆者の方による被爆体験講話を聴講しました。その後、広島平和記念資料館、原爆ドームや韓国人原爆犠牲者慰霊碑等を含む平和記念公園の視察を通じ、国際社会の平和に向けた日本の取り組みについて理解を深めました。

 

 北広島町での2泊3日のホームステイでは、浴衣を着てホストファミリーと一緒にお祭りに出かけたり、北広島の伝統芸能である神楽を見学したり、お好み焼きを作ってみたりとたくさんの貴重な経験をしたようです。お別れは皆、名残惜しみつつ涙、涙、となりました。

 

 広島での最後の日程である学校訪問では第1団が広島修道大学、第2団が安田女子大学を訪問しました。豪雨の影響が心配されましたが無事に交流を実施することができました。

 

 その後一行は、大阪、奈良へ移動し、韓国と縁のある御幸森天神宮、法隆寺を視察。最後に成果報告会を行い、8泊9日の日程を終えました。

 

 成果報告会では、「広島での原爆被害者の証言を聞く時間は感動的であっただけでなく、平和と和解の重要性を改めて考えさせられた」「なかなか行く機会が少ない日本の地方や韓国と関係の深い神社への訪問、一生忘れられないホームステイなど、日本のあらゆる部分を経験したと言っても過言ではない、本当に充実した内容だった」といった感想が述べられる等、一行はたくさんのことを感じ、学ぶことができたようです。

韓国大学生訪日団(第1~2団)日程表(2024.6.24 掲載)

 

報告書(日程、写真、参加者や関係者等の感想、参加者によるSNSでの情報発信の実績などを掲載しています)

日本語版(일본어판)  한국어판(韓国語版) (2024.9.5 掲載)