「日韓交流オンライン訪日団」スタート! (第1週目)
5週にわたる「日韓交流オンライン訪日団」が、いよいよ始まりました。
予想を大幅に超える113名の参加者を迎えてのスタートとなった今回の訪日団。1週目となる8月29日(土)は、当基金の小野正昭理事長による参加者の皆さんへの挨拶に始まり、プログラムに関するオリエンテーション、16のグループに分かれての自己紹介や討論テーマ決めを行いました。
続いて、外務省の武田克利日韓交流室長を講師に迎え、オンライン訪日団の最初の日程となる「最近の日韓関係」に関する講義を実施しました。
1965年の国交正常化当時、1年で1万人だった両国間の人的往来は、今や1000万人を超える年もあることや、1998年の「日韓共同宣言~21世紀に向けた新たな日韓パートナーシップ」の意義、また、両国による第3国での経済協力が広がっていることなどについて説明がありました。
質疑応答の時間では、日韓交流のための青少年の役割や草の根交流の意義など多くの質問が寄せられ、武田室長からは交流を通じた相互理解増進の重要性や、両国の強固な協力関係が地域の平和と安定に貢献することへの期待が述べられるなど、5週にわたるプログラムのスタートにふさわしい時間となりました。
2週目となる9月5日(土)は、来年で発生後10年を迎える東日本大震災からの復興について、ドキュメンタリー映画の視聴や映画の制作者・出演者との意見交換を行う予定です。