「日韓交流オンライン訪日団」第5週目 「ステイホームでできる日韓市民同士の交流」 (オンライン「日韓交流おまつり in Tokyo」への参加)

 「日韓交流オンライン訪日団」は、いよいよ最終5週目。100名以上の学生たちは今回の訪日の集大成として、オンライン「日韓交流おまつり 2020 in Tokyo 」に参加しました。「日韓交流おまつり」はここ数年、都内の日比谷公園で行われており、中でも昨年の市民参加による「韓国の若者と語ろう」は大変好評で、日韓のメディアに広く取り上げられました。実際のブース運営は大学生訪韓団経験者の同窓組織「JKAF(Japan Korea Alumni Forum)」メンバーが行いました。

 今回のオンライン交流も「JKAF」メンバーと連携し実施しました。名付けて「おうち時間は韓国人の若者とおしゃべりしよう!~ステイホームでできる日韓交流」。

 これに加え、今年は今大人気のK-POPや韓国ドラマに関するクイズブースも設けました。それぞれのブースは「JKAF」メンバーが運営を行い、「オンライン訪日団」団員たちが一般参加者との交流相手として参加しました。

 「韓国の若者と語ろう」ブースには、高校生から大学生、社会人まで、幅広い年齢層の方々が訪れました。互いの国に関心を持つようになったきっかけや現在の関心事、また日韓関係に対しての思いを述べ合ったり、それぞれの国で流行していることを紹介したりしました。

 日本での留学や就職を目指している韓国の学生を、日本の参加者の方が励ますような場面もありました。どの回も参加した皆さんが笑顔で楽しく話していたのが、たいへん印象的でした。

 クイズブースでは、韓国ドラマやK-POPに関するクイズに、参加者の皆さんが「韓国好き・韓流好き」度を競い合いながら、盛り上がる様子が見られました。

 当日ご参加下さった皆さまに、あらためて御礼申し上げます。「日韓交流オンライン訪日団」の最終週にふさわしい、世代を超えた日韓市民交流が実現しました。参加した団員たちも、「日韓交流に関心がある日本人がたくさんいることが実感できた」、「勉強中の日本語で韓国に関心のある方と話すことができ楽しかった」と感想を述べていました。

 「コロナ」で「新しい日常」を求められる中、私たちもまた「新たな交流」を模索することになりました。直接会うことのできる交流が再開されるのはいつなのか、その目途はまだたっていませんが、その日のために、「オンライン交流」での経験を今後に生かしながら、日韓交流の灯を守っていきたいと思います。

 引き続き、当基金の事業にご関心をお寄せくださいますようお願いいたします。

「おうち時間は韓国人の若者とおしゃべりしよう!~ステイホームでできる日韓交流」の様子が報道されました!

『NHK』2020年9月26日(20:45~ 「G」(総合)ニュース、ウェブニュース)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200926/k10012636421000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_007

『東京新聞』2020年9月27日(ウェブニュース、紙面)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/58010?rct=world

『産経新聞』 2020年9月27日(ウェブニュース)
https://www.sankei.com/world/news/200927/wor2009270013-n1.html