2023年1月13日から6泊7日で実施された韓国青年訪日団は、韓国各地から集まった123名の大学生が来日して、首都圏ならびに東北地方を訪問しました。

　東北滞在中は「防災ツーリズム～東日本大震災被災地復興視察」をテーマに、宮城県・岩手県の被災地を訪れ、各地で伝承館や震災遺構を視察しながら被災された語り部の方々の体験談を伺いました。

　学生たちからは「韓国の報道では触れられない被災地の現実を学ぶことができた」「あれだけの被災をされたのに、その痛みを乗り越え前向きに復興しようとする姿に感動した。応援したい」といった感想が聞かれました。

　再び東京に戻っての滞在6日目は、団ごとに分かれて首都圏の大学を訪問しました。日本の大学生と「災害・防災」「日韓の文化比較」等のテーマでディスカッションやキャンパスツアーを行いました。短い時間ではありましたがあっという間に親しくなったようで、SNSのアカウント交換や近い将来の再会の約束をする学生もいました。

　参加者たちは訪日中に作成したアクションプラン（訪日で得た成果を広く共有し、実践するための計画）をもとに、引き続き情報発信に取り組むことになっています。

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