2023年2月19日から6泊7日で実施された韓国青年訪日団。今回のメンバーである韓国の高校生107名は、「もったいない文化（食品ロスと環境問題）」をテーマに、首都圏と関西地方を訪問しました。

　大阪日程では食品ロスの解消や子ども食堂の支援などに取り組んでいる「ふーどばんくOSAKA」の活動や、江戸時代から続く野菜農園を視察し、「地産地消」の狙いや、廃棄する農産物を極力なくし再利用する取り組みについて学びました。

　また、廃棄野菜で作る絵の具を使ったスタンプで、130年の伝統を誇る地元の「泉州タオル」にデザインするワークショップも体験しました。

　この他、「おおさかATCグリーンエコプラザ」では企業が実施するSDGsへの取り組みについて説明を受けました。

　参加した高校生からは「もったいない文化を学校で発表し、家族や友人に伝えたい」、「社会問題でもある食品ロス解決へ向けた日本の様々な活動を学んだ」、「将来、環境工学やエネルギー工学を専攻したいと思っているので、今回のもったいない文化の学びは大きな財産となった」等の感想が寄せられました。

　参加者たちは訪日中に作成したアクションプラン（訪日で得た成果を広く共有し、実践するための計画）をもとに、引き続き情報発信に取り組むことになっています。

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