報告 【JENESYS】 韓国青年訪日団 第3団 終了

 9月29日から7日間の日程で来日した韓国青年訪日団第3団。団員は在大韓民国日本国大使館公報文化院の「日本文化院リポーター」として、文化院の行事などをSNSで紹介する活動に携わる青年たちで構成されました。

 今回のミッションは大きく2つ。一つは「日韓交流おまつり in Tokyo」のブース運営と取材、もう一つは少子高齢化やポストコロナの地域活性化事例の視察です。

 「日韓交流おまつり in Tokyo」のブース運営と取材は日程前半でした。この「おまつり」はコロナ禍を経て4年ぶりに対面で実施され、団員たちは9月30日と10月1日の終日、JKAF(基金主催の大学生訪韓団参加者による同窓組織)の皆さんと「韓国の若者と話そう」ブースを運営しました。
 日本の一般市民の方々と韓国ドラマやK-POPはもちろん、お互いの文化について紹介しあうなど、実に様々な話題で盛り上がり、いずれの回も笑顔で語り合う様子が印象的でした。

 「おまつり」ブースの運営を無事に終え、一行は北海道に移動し道南地域を訪問しました。
 少子高齢化やポストコロナの地域活性化事例の視察として、最初に北海道教育大学函館キャンパスを訪問し、少子高齢化と労働者不足をテーマに同大学学生と意見交換を通じた交流を行いました。その後、七飯町に移動してホームステイを体験しました。

 また厚沢部町では近年「保育園留学」が話題となっている認定こども園「はぜる」を視察しました。
 厚沢部町の行政担当者と「はぜる」の主任保育士の方から、「はぜる」で行われている様々な取り組みと、運営に対する熱い思いについて伺うことが出来ました。団員たちは感銘を受け、皆が数年後には自分の子どもたちを連れて保育園留学に来ると、「はぜる」の皆さんと約束を交わしたほどでした。

 7日間で実に盛りだくさんの内容を経験した団員の皆さん、大変お疲れ様でした。
 「日本文化院リポーター」として、今回の貴重な経験を広く紹介していただけたら嬉しいです。そして皆さんがお子さんを連れて、厚沢部に保育園留学に来てくれることを楽しみにしています!

報道実績
「日韓交流おまつり」4年ぶり対面形式で開催 過去最多に並ぶ約7万人が訪れる見込み(9月30日付 テレビ朝日ニュースサイト)
日韓関係改善のなか「日韓交流おまつり2023 in Tokyo」開幕(9月30日付 TBS NEWSDIG)
「人口減は日韓共通の課題」 訪日団、函教大生と意見交換(10月5日付 北海道新聞)
(リンク有/韓国語サイト)「월간 일본어 저널(月間日本語ジャーナル)」で訪日団が紹介されました

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「日韓交流おまつり2023 in TOKYO」にブースを出展します
「日韓交流おまつり2023 in TOKYO」基金ブースへお越し下さり、ありがとうございました