2024年1月13日（土）に、2023年度の日韓次世代会議が開催されました。

　これはJENESYS（対日理解促進交流プログラム）事業参加者へのフォローアップの一環として実施されるもので、昨年度に引き続き2回目の開催です。韓国側はソウル、日本側は東京でそれぞれ集まり、オンラインも含めた16名が参加して、日韓それぞれの国が抱えている課題等についてディスカッションしました。

　会議は2部構成にて進められました。第1セッションは日韓それぞれの参加者同士で自国が抱えている課題を挙げ、意見交換をしました。日本側からは「女性の働き方やライフワークバランス」「災害時の対応」「若者の政治参加」、韓国側からは「少子高齢化」「私教育やモンスターペアレント等の教育関連の問題」「環境、災害、エネルギー」「SNSやChatGPTの適切な利用」といった課題が提示されました。

　第2セッションでは日韓の会場をZoomで繋ぎ、第1セッションで交わされた意見を発表しました。日韓で似ている内容もあれば、全く違う点もあり、お互いに気になる点は質問しあう等して、このセッションも活発な意見交換がなされました。
　
　今回取り上げられた課題の中には日本と韓国に共通するものも多くあるため、両国の若い世代同士で協力し合える関係を作ることが出来れば、社会課題の解決のみならず、相互理解の増進にも貢献できそうですね。

　ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました！

関連記事
【JENESYS2023】 日韓次世代会議　開催　報告書

関連記事（2022年度開催時の内容）
【JENESYS】フォローアップ事業　「JENESYS日韓次世代会議」について
報告【JENESYS】フォローアップ事業　「JENESYS日韓次世代会議」本会議開催