報告【JENESYS】 韓国青年訪日団(第4~5団) 終了

 2024年1月9日~17日まで9日間の日程で実施された韓国青年訪日団(第4~5団)。「日本の少子高齢化対策と地方再生事例」をメインテーマとして、韓国の大学生等67名は期間中、東京都と青森県を訪問しました。

【大学訪問】
 都内滞在中、第4団は法政大学、第5団は目白大学にお邪魔しました。両大学では「少子高齢化対策」について日本の学生とディスカッションを行い、その成果を発表しました。
 青森では青森中央学院大学を訪問し、日本の学生と「地方再生のためにできること」をテーマに、ディスカッションを通じた交流をしました。

【青森での様々な取り組みについて学ぶ】
 青森県庁では「少子高齢化対策と地方再生への取組み」についての講義や、地域活性化に向けた取組みを行う団体の方によるワークショップを通じ、韓国でも深刻な少子高齢化問題の解決策について考えました。また、アートによる街づくりを推進する十和田市でのフィールドワークと、ねぶた祭り関連施設の視察を通し、地方再生と地域文化継承事例について学びました。

【ホームステイ体験】
 五所川原市周辺で行った2泊3日のホームステイでは、リンゴの収穫体験や着物の着付け体験などを通して日本文化について理解を深めると同時に、家族の一員としてかけがえのない時間を過ごしました。中にはお別れの際ホストファミリーに「わたしの日本のお母さんになってください」と声をかける団員もいました。

 成果報告会では「少子高齢化や地方再生について考え学ぶことができた」「また青森を訪問し、ねぶた祭りに参加したい、りんごの収穫を手伝いにきたい」などの感想が聞かれました。決して長い時間ではありませんでしたが、そのような中でも青森の魅力を存分に感じてもらい、また日本の同世代との交流を楽しんでもらえたかなと、うれしく思います。

 ぜひまた日本に来てほしいと思います。皆さん、お待ちしています。

報道実績
「韓国の大学生 青森県で少子高齢化対策や地方再生を学ぶ」(2024年1月15日朝 NHK青森放送ニュース)
(ウェブサイト『青森 NEWS WEB』で見ることが出来ます)

津軽ステイ『一生の記憶』訪日韓国学生、63人が報告会(2024年1月17日付 東奥日報)

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