青少年交流

2013（平成25）年度 青少年交流事業実績

2013（平成25）年度は、JENESYS2.0プログラムの一環として、大学生・教員等交流、中高生交流、日韓交流ユースカップ2013、日韓交流おまつり関連事業、青少年映画交流事業のほか、基金創立30周年記念作文コンテスト最優秀賞受賞者訪日・訪韓研修旅行、テーマ別委託事業などを実施しました。

１．青少年交流事業

（１）大学生･教員等交流

（ⅰ）派遣　合計4団体97名（団長･引率を含む）

（ⅱ）招聘　合計20団体539名（団長･引率を含む）

（２）中高生交流

（ⅰ）派遣　合計4団体200名（団長･引率を含む）

（ⅱ）招聘　合計8団体397名（団長･引率を含む）

（３）その他

（ⅰ）日韓交流ユースカップ2013
日韓の高校同士が８つの日韓混成チーム（１チーム当たり日韓双方１５名）を結成し、相手国を訪問しながらサッカーを通じた交流を実施。相手国の文化や社会に触れる交流を通してお互いの魅力を発見し相互理解を深めた。招聘事業では、栃木県宇都宮市に全チームが集合し、日韓混成チーム同士で、交流の成果を発表するプレゼンテーション・コンテストとサッカー大会を開催し、順位を競い合った。総合優勝は、習志野市立習志野高等学校・仁川南高等学校チームに決定。

（ⅱ）青少年映画交流（アジア国際子ども映画祭参加訪日団）
「アジア国際子ども映画祭IN南あわじ」に参加するため、韓国を含むアジアの15の国と地域から派遣された中高生が、自ら制作した映像作品を携え訪日。訪日期間中は、兵庫県南あわじ市での映画祭参加に加え、川口市や原宿・渋谷、秋葉原などで学校訪問、映像関係施設見学、日本文化の魅力発見などを行った。

実施期間　　平成25年11月24日～12月2日
招聘人数　　10名（高校生9名、引率1名）
出展作品数　3作品（出展3作品のうち、2作品が優秀賞、奨励賞を受賞）

（ⅲ）日韓交流おまつり　関連事業
「日韓交流おまつり2013 in SEOUL」に出演する団体を対象とし、出演に関わる費用の支援及びPRブースの出展支援を行った。
合計　5件63名（引率を含む）

*「日韓交流おまつり2013 in SEOUL」にはこの他、前出（１）（ⅰ）の日本大学生訪韓研修団（外交通商部招聘）が、会場整理等のボランティアとして一部参加している。

（ⅵ）基金創立３０周年事業　作文コンテスト及び訪日・訪韓研修旅行

• 創立３０周年記念事業として、日韓両国の中学生、高校生を対象とした作文コンテストを実施。　最優秀賞受賞作品を掲載した作文コンテスト作品集を刊行した他、基金30年史にも優秀作品の一部（10点）を収録。

作文テーマ：「私が感じた韓国（日本）」、「日韓交流について考えること」
募集期間　：平成25年6月28日～10月25日
応募者数　：計205名

• 日韓両国の最優秀賞受賞者を対象に、相手国への研修旅行を実施。研修期間中、学校訪問、相手国の最優秀賞受賞者との交流会、歴史・文化視察などを通じて、相互理解の増進を図った。

招聘（訪日）期間：　平成26年2月20日～2月23日
人数14名（団長1名、韓国中高生13名）　*基金職員1名が同行
派遣（訪韓）期間：　平成26年3月27日～3月30日、
人数13名（団長1名、日本中高生11名、基金職員1名）
＊最優秀賞受賞者のうち、日韓各1名が本人の事情により研修旅行には不参加となった。

（ⅴ）テーマ別事業（委託事業）
JENESYS 2.0の趣旨にそった事業を計画・立案、実施する団体を公募し、審査を経て選定した8団体に事業を委託。
合計　8件510名（招へい421名、派遣89名）